課題提出まであと1週間半。
まだ図面も模型も全く手が付けられていない状態だ。実際問題かなり危険。
あれこれ色んな事をしすぎたせいか、集中力の欠如が目立っている。

なのでここでスケジュール宣言をして絶対それに従う事で自分でプレッシャーを与えるテスト。
NARUTOにでてくるリーの様なやり方だ。

7月11日,12日 平面、立面配置、スタディ操作完成

7月13日 図面作成開始

7月14日 図面3割完成 学校に最後の中間提出

7月15日,16日 CGパース、その他プレゼンテーションデータ類作成

7月17日 大学院の入学願書提出、敷地模型制作開始

7月18日 敷地模型完成、1/500全体模型完成

7月19日 1/200部分模型制作開始

7月20日 1/200部分模型完成、プレゼン最終調整

7月21日 プレゼン出力、最終提出 終了

見れば見るほどまずい状態だ。こんな記事を書いている場合がないが指が勝手に動く。
というわけで今後の方針の完全自分用メモ。

0620-2

対象敷地 両大師橋下 約2300㎡

1 来る再開発に向けて(敷地の選定とその理由)
台東区は平成6年に「台東区まちづくり方針」を策定し、地域の特性を活かしたまちづくりをするべく「台東区都市計画マスタープラン」にその全容がまとめられた。
御徒町駅から上野駅の東側をメインとした再開発(上野御徒町台東4西再開発)が静かにはじまっており、都心のオアシスと称される上野といえど、お隣の秋葉原や大崎などと同じ様な道路が超高層ビルに挟まれた、圧迫感のある街へと変化していくだろう。
バイク街や聚楽台など上野を象徴していた観光リソースは時代の流れと共に錆付き、そして2006年には日本美術展覧会の拠点地が六本木へ移り、「芸術の上野」としての印象が歴史的建造物の老朽化と共に徐々に薄れようとしている。
両大師橋は上野駅からつづく商業地域と、上野公園へとつながる緑、そしてTHE下町:入谷・根岸地区の住民とが交差する巨大なRC構造の陸橋であり、橋の下のオフィスが業務拡大に伴いリニューアルをするという仮定のもと、それに商業施設と公園を織り交ぜた複合施設を計画する。

2.両大師橋周辺の現状の問題点
用途は2つの事業団体の支店(設計部門と一般事務)と、居酒屋と商業用テナントスペースの計4種。
オフィス空間に求められる「静かさ」を内側に、商業空間の「魅せる」場を外側中心に配置し、例えばオフィスではミーティングスペースや会議室、そして異なる事業部のスタッフ間の交流の場となりうるパントリーや休憩スペース、社員食堂等は静かさよりも賑やかな方がフィットする場合がある。
それに対し商業テナントでは、ギャラリーや商品ディスプレイ空間を除いた休憩室等は表出させる必要が無く、人と接するワーカーにとってリラックスできる空間の方が望ましい。
そして建築という大きな単位では1つのパターンにカテゴリーすることは出来ず、それらが生産性の低下やスタッフ間の意思疎通の障壁となり得る。

橋が線路と道路の境界線であることに着目し、異業種同士を「ふるまい」が似通った部屋をシェアしたり視線が入る様に工夫し、通常の持ちビルや同じ分野の商品を販売する競合店舗同士では生まれなかった(むしろネガティブに働いていた異業種間の交流)新たなインタラクションの創出が期待できるワークプレイスづくりを基本目標とする。

3.橋梁としての役割と、望むべき在り様
両大師橋の本来の役割は上野台地と上野駅側とを連絡する事である。
しかし現実は車を除き人の往来はあまり見られず、都内有数の巨大なRC造の陸橋の割りには利用頻度が乏しい事が周辺住民・駐車場従業員の聞き込みや、敷地調査を進めていく上でわかった。
人がいない要因は、元々観光地が周辺に無い地理的要因と、合計で400メートル以上わたることになるアクセスの不便さなどがあげられる。
重要な事は、ここで橋に何か付加価値を与えて利用を促す事を良とするのは必ずしも自明な選択肢では無いことである。
そもそも両大師橋周辺には観光名所が特に無く、上野公園と直結するもJR公園出口がある以上わざわざ橋を渡る必要性があるかというと、それは妥当性のある優先事項であるとは言いがたい。

区が推し進める再開発計画によれば両大師橋周辺は商業・オフィス用途地域と低層住宅街地域、そして上野公園の3つの異なるエリアの交差点上にあり、台東区で働く会社員と、近隣の地元住民、そして観光客双方が入り混じる事を考慮して、両大師橋のあり方も上記の複合施設に並んで検討せねばならない。
交通手段としての橋への連絡通路と複合施設を融合させる上で、外部と内部がもつ公共性を考慮し、複合施設の殆どを外部空間である公園と融合させ、単に橋へアクセスするだけの歩道橋よりも途中商業施設を介す事で通路に付加価値を与え、その価値は商業施設にとっては橋の通行人という部外者が潜在顧客に変わり、事業所にとっては子供や年配者の往来がオフィスに日常性を与える事になり、公園が持つ心理的効果と相まってMTやリフレッシュスペースと隣接すれば士気向上の一助のなり得るシナジー効果が期待できる。


4.なぜオフィスのリノベーションが必要なのか
Office automationは文字通り「合理性」を追求し人間社会の歴史と共に徐々に進化し続けた結果、現在の一般様式たる所謂「オフィス」という特徴のないアーキタイプが定着した。
人が働く場Workplaceは狩猟社会から農業社会へと移り変わり、そして人間生活が劇的に変化した工業社会が誕生する。狩猟は森林や草原、そして海や川が仕事場であり農業社会は農地がそれにあたり、工業社会では工場が価値を生み出す場であった。
第3次産業と呼ばれる形のない「サービス」を商材とした現代社会において、IT技術革新も相まって場がもつ固有性に依存する事無く同様の仕事ができる時代になり、軍国主義試時代から何ら大きな変化のなかった「オフィス」という空間は、今では疑う余地の無い完成形であるかのように扱われ、オフィスは建築のダイナミズム無き忘れ去られた建築対象であるといえる。
人間の営みと建築の関係において、最も身近な「住宅」の歴史は人間の歴史そのものであり、土木建築は工学技術と物流のニーズから必然性をもって発達し、また商業施設はその時代に流行したものや最新の視覚技術が使われ、公共建築は有名建築家のある種のステータスとして、それぞれ何かしら発展すべき理由がそれぞれにはある。
1日の活動時間の3分の1を過ごす「オフィス」は、本来住宅の次に重要であるといえるのにも関わらず、今でも業種や職種に問わず変化が起きているのは机の上の話であったり、内部空間のみのレイアウトまでであったり、建築的にどうかという議論は現在になってやっと語られ始めたといってよい。
今回の敷地では橋が持つ景観の2面性と、公園という指向性を持たない空間を事業用途の部屋に介在させ、経済的合理性と数字ではあられにくいワーカーの満足度を同時に満たすオフィスを考えたい。

5.デザインコンセプト
現状の事業所のリノベーションと商業施設。
この何ら特徴をもたない2つのプロジェクトが、橋の下でそれが起きているという立地の特殊性と、目的の違う建築を行為で分割し、できた溝を公園という指向性をもたないクッションでつなぎ合わせる事で、両大師橋周辺を取り巻く働く人、住む人、遊びに来る人全てに対して経済的な利益を省いた心理的な満足が得られる建築を計画する事が本プロジェクトの全体に及ぶ基本コンセプトである。

6.プログラム

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部屋と部屋の連絡を表した図。
オフィスの中でもReception roomやSeminar room,そしてMeeting roomは外部(道路側)に近づく。
対する商業施設のEmployee loungeやSraff canteen等は線路側に配す。
重要な事は「アクセス出来る」事よりも、似通ったアクティビティが異業種間にある距離を縮めて「見えるかどうか」である。

7.縦の配置関係図(スケールは無効)

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以上。
まずは日曜日夜までに完成予想図が出来るかどうかが第一関門だ。

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