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2007-08

大学院へ行きたい


現在から1年半前、私は兼ねてから希望していた都内の私立大学の建築学科に入学した。

仕事をしながらでも本格的に建築を学べる大学はここしか無いと思い、当時は当時で色々な選択肢があったが、結局はその大学一つのみ受験し、学力考査が行われないスケッチと面接のみの推薦入試で合格した。

高校数学もロクに出来ない私が、ほぼ無試験で入学して授業を受けるとどうなるか。
当然ながら何もかもが分らない。覚悟はしていたものの、「ちゃんと授業を聞いていればすぐに追いつくだろう」という甘い読みが、合格通知が来てから入学までの数ヶ月間私を妥協させ、その結果不安だらけのスタートとなってしまった。

それからというもの毎日高校生1・2年生が使っている参考書を読み漁り、18歳から止まっていた時間を取り戻そうとした。その結果、何とか進級は出来たものの、それによる体への負担は大きく、それに夜間部はやはり絶対的な授業時間数が少なかったので、常に昼間のカリキュラムをチェックし足りない部分は独学でカバーしていた。

何の為に大学に入学にしたのか、そして何故建築学科なのか。
大学へ行く理由を考えれば考える程、実は漠然としたものであったり、「何となく」という気持ちだけが残る私。クラスの人達は「設計の仕事がしたい」「キャリアアップをしたい」と明確な理由で入学してきている。

ただ私の好きな事といえば、関係無いもの同士を自らが定義してつなげ、付加価値を与えるという行為ぐらいであり、それをしてどうなるという事までを考えるには至らなかった。

そして今年の春、実家の会社の経営が苦しい事を告げられた。
その話を聞いた当初は、卒業する前に辞めなければならないような話もあり、それはそれで運命だと覚悟はしていたが、中途での奨学金も無事採用を受け、学部卒業までは見通しが付きそうであるものの、それとちょうど同じ時期に、私は進学して研究してみたいと思い始めた時期でもあった。

私が行きたい研究室は、工学研究で著名な大学にある意匠の研究室。
今の実力では仮に入れて頂いたとしても満足に研究が出来そうにない。
できるものなら仕事を辞めて、昼間部でしっかり勉強をしたい。だが、奨学金と学費ローン大学院での借金生活を考えると、今働かないと勉強する事事態続けられないかもしれない。
今まで困ったら親に助けてもらっていたので、どうやって学費を作るか現実的に考えなければならない。

自分の人生は自分で決めたい。今後長い社会人生活を考えれば今は苦学してでも院へ行くべきだと、そう思う。
初めて目標が具体的に定まった今年の夏。まずはTOEICから。

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